こちらの「日本人のほとんどが知らない、『英語ができる』と思われる”相槌の仕方”」という記事を見つけて、それこそうんうんと頷きながら読みつつ、こいつを広げてみようかな、と。
現地人同僚に何度か指摘されたのが「駐在員の人たちで”高速相槌”をする人がいてキモい」というものでした。
「一生懸命聞いてるんだぞ」というアピールだと思うのですが、初デートでそんなふうに話を聞いてくる相手は男女どっちでも「キモい」という感想になるのは冷静になればわかるでしょうし、つまり不自然でキモいんだからどんな状況で誰にやってもキモいよね、と。
まあ、指摘されたところで私から当人にこっそり注意をするなんて親切なことはしませんでしたが、言われてから改めて見てみると本当にやってて笑いを堪えるのが結構辛かったです。
はい、性格悪いです。
あと、小悪魔系の日本人女性の場合、頷くことはしませんが「小首を傾げて目を見開いて話してる相手(主に男性を)見つめる」という動作をしていてこれも「なんで?」と聞かれたことがあります。
これをやるとカワイイって言われるからだよ、と答えましたが「どこがカワイイの?子供か小動物みたいで年相応じゃないじゃん」とさらに謎を深めてしまったり。
頷いているのが「肯定している」「理解している」と捉えられてしまうのはまあそうなんですが、逆に年嵩の人たちに多かったのが「みじろぎせずにこちらを見もしないし何も言わない」という態度。
しかも話が終わってもすぐに声を発しないので聞いてたのか聞いてないのかわからないし、焦って言わなくてもいいことを言ってしまうなんてこともあり「やりづらい!」と愚痴られたことも何度かあります。
日本語で話すとそこまで岩のような態度ではないので、おそらくものすごく必死に英語を聞いていて他の所作がフリーズし、英語でそれなりの返答をするべく脳内で英作文を作ってるので声を発するタイミングがずれているんじゃなかろうかと推測しています。
英語だと「怖い人」が、実は母国語では普通のおじさん、なんてよくあることなんですよね。
英語だと人格が変わる、という例の亜種だと思ってます。
↓これはイギリスでは使えません↓